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成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
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結婚最後の共同作業

カウンセリングサービスの成宮千織です。いつもありがとうございます。

今回は近況報告がメインとなります。現在、私は夫と離婚の話しを進めています。とはいえ、これまで激しく言い争ったり、もめることもなく、淡々と話し合いをしてきました。

一番はじめに離婚という言葉をつかったのは夫でした。約2年前に転居のため東京のマンションを引き払うことになり、単身赴任中の夫が帰ってきたときです。しかし、私は全然覚えていないのか、聞いていなかったのか、記憶がないんです。夫もそれっきり何も言わなかったので、のんきに私は過ごしていました。夫は単身赴任先へ、私は実家に戻りました。

それから時が経ち、今年の春に私から夫に離婚の話しをしたのですが、「前に自分も言ってるし、いいよ」と夫。そのときに夫から離婚話しされていたんだと知りました。記憶がないので、なんと言われたか、今もわかりません。

時間差はありましたが、お互い同じ気持ちということがわかり、私たちは離婚に向けて進むことになりました。

結婚式の披露宴の演出で、夫婦最初の共同作業ってあるじゃないですか?新郎と新婦がウエディングケーキナイフを入れるセレモニー、あれです。最初の共同作業があれば、最後の共同作業もあるんだなと実感しています。

最後の共同作業は具体的に何かといえば、結婚生活で蓄えたものを分割する、離婚協議書または公正証書の作成、離婚届を出す。人によって調停だったり、裁判だったり色々あると思いますが、私たちは協議離婚となるので、当人同士の話し合いで進めています。

過去、夫とは不仲の時期もありましたが、今はそのステージも超えて、最近では一番コミュニケーションが取れているような気がします。

私のプロフィールには不仲から修復と書いてありますが、なぜ離婚という道を選んだかはこれから何度かに分けて少しずつ書いていこうと思いますので、良かったらお付き合いくださいね。

夫はわかりませんが、私が離婚を決めた理由はいくつかあるのですが、まずは夫と遠距離になったことで、会う機会が少なくなったということです。

夫婦関係を修復し、新たな東京の家で2人で暮らそうということになったのですが、そのわずか3ヶ月後に夫は北海道に転勤になりました。

北海道といっても遠い、最北端に近い場所だったのです。以前も単身赴任でその勤務地に配属されたことがあるのですが、冬は雪に閉ざされ、自宅に帰って来るのも1日がかりでした。

昔は小学生の息子をつれて夫の赴任先に遊びに行ったこともありました。

夫から「大変だから、ついて来なくてもいいよ。息子の近くに住んでいたほうがいいと思うよ~」その一言に寂しさを感じながらも、ホッとしたのを覚えています。

それからまた別々の生活が始まったのでした。結婚生活の半分以上は単身赴任と出張で夫と離れていました。

心の距離と物理的な距離。距離に負けたとは思いませんが、障害になっていたのは事実でした。