✣初回無料電話45分ご利用いただけます✣
カウンセリングサービスの成宮千織です。いつもありがとうございます。
「普通はね~」ってフレーズ、私は家族についつい使ってしまうのですが、自分で使っておきながら、この「普通」に苦しんできました。
初対面の人には、素の自分を見せることはあまりないので、よそ行きの私を装い、わりと気楽に話すことができるのですが、同じ人たちとお茶やランチをしていくうちに、居心地の悪さを感じることがあります。
それはなんでだろう?と考えてみると…「私って変!!みんなと違う」と自分で自分をジャッジしてしまっていたのです。私は変だけど、みんなは普通と思ってしまったのですね。例えばこんな感じです。
●みんなはすぐに打ち解けて、連絡先を交換しているけれど、私はしていない
●みんなは落ち着いているけど、私は物を落としたり失くしたりガチャガチャ騒がしい
などなど
人と比べて、みんなと違うところは全部、自分自身に✕をつけていました。会うたびに✕は増えていきますから、どんどん居心地が悪くなっていきます。次第に自分が恥ずかしい存在に思えて、その場に行くことに抵抗感がうまれてしまいました。
では、「普通」っていったいなんだろうと考えるととてもあいまいな言葉で、はっきりした定義はないのですね。
「常識」も「普通」と同じような使い方をします。「常識は子どもの頃に刷り込まれた偏見のデパート」このようなことを、何かで読んで「わぁ!なっとく!」と笑った記憶があります。
私は冷やし中華にマヨネーズをそえることが「普通」だと思っていましたが、夫は「そんなの普通ではない」といいます。こんなささいなことでも、育った環境や地域によっても「普通」や「常識」は違いますね。
自分は自分という気持ちと共に、相手も相手の「普通」がある。価値観が違って当たり前なのですよね。それをふまえた上で、お互いの相互理解が大切なんですね。
あなたの普通はなんですか?