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成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
   「私はあなたの居場所になりたい!」

    カウンセリング予約センター
    受付時間:12時~20時半
    定休日・月曜日 他
今すぐ予約する >> TEL:06-6190-5131

「私はコミュ障!」それも私の一部分なんです

カウンセリングサービス心理カウンセラーの成宮千織です。

先週末、カウンセリングサービスの母体となる神戸メンタルサービスのヒーリングワークに参加していました。今回も100人を超える方が受講されていました。

私は昔から集団よりも少人数で集まる方が好きだったんです。でもカウンセラーになるにはヒーリングワークに何十回も出なければなりません。私にとってはかなりハードルの高いチャレンジでした。

でも、本当にイヤだな!と思ったら、どんなにカウンセラーになりたいと思っても何十回も参加はできなかったと思うのです。カウンセラー養成スクールは世の中にたくさんありますから、神戸メンタルサービスをやめて他のところに移っていたと思うのですね。参加して感じる人の優しさや繋がりに、少なからず私は心地よさを感じていました。

なんで集団が苦手に感じるか?色々あると思いますが、今回やっと気づけたことがあったので、ここでシェアしたいと思います。きっと遅すぎ!と思われると思います(^^;

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私はこのヒーリングワークに参加した後に一人反省会を必ずしていました。だいたいが「○○さんに、あんなこと言わなければ良かったな」「~した方が良かったな」どちらも罪悪感ですね。

コロナが流行る前、まだ現地で開催されたころ、私はヒーリングワークが終わると一刻も早くワーク会場から出て一人になりたかったんです。これって罪悪感があったからです。私たちは罪悪感をいだくシンボルがとても怖いんです。だから離れたくなるんです。

~してしまった」罪悪感と「~しなかった」罪悪感

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かなり昔、10年くらい前のことです。私は10人くらいの集まりに参加していました。そのときに思わず出てしまった一言がありました。「あ、マズい!」と思ってすぐに訂正し謝ったのですが、その会が終わってから一人の方からお手紙をいただきました。どんなことが書いてあったか覚えていませんが、傷ついたという内容だったと思います。そして私はすぐに謝罪をしました。

「そんな失敗あるよね」と頭では思えるのですが、それから私はかなり自分の発言に気をつけるようになったんです。1対1なら相手に集中しているので、このような失敗は少ないですが、何人もいると「○○さんにこれを言ったら、こっちの△△さんを傷つけてしまわないだろうか?」常に気になってあまり話せなくなったんです。

コミュ障って言葉、よく耳にしますが、私も自分のことコミュ障だと思っています。同じように大人数が苦手。1対1なら平気だけど人前で話すのが苦手だなと感じている人も多いかと思うのです。

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私のように空気を必要以上に読み過ぎて、発言ができない人もいると思うのですよね。「わぁ、いつ話し出せばいいんだろう。この人の後に話そうかな。これ言ったらどう思われるんだろう。どうしよう。あ、他の人が話し始めちゃった。話題が変わった!私の話したい話題終わっちゃったよ。。。涙」そして最初に戻る。

これあるあるですよね(笑)「これ言ったら変な人と思われるんじゃないか」「嫌われるんじゃないか」そう思ったら、言葉なんてなかなか出てきませんものね。

私が思っていたのは「私は、誰かを傷つける存在」。あまり嫌われるとは思っていませんでした。それはそもそも全員に好かれることがないと思っているからなのです。以前は違いましたが、2対6対2の法則を知ってからそう思えるようになったんです。2割の人は私に好意的、6割の人はどちらでもない、残りの2割の人はあまりいい感情を持たない。ならばどうしたいか?なんですね。

一方、あまり空気を読まない人は、思ったことをそのまま言えるのでどんどん発言できちゃいます。それってある程度心の強さがないとできないので、ひよこメンタルの成宮には羨ましい限りなんですが。

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あなたは自分のこと、どんな存在だと思っていますか?私のブログの読者さんは私と似てる部分もあると(勝手に)思っているので、あまりいい存在だと思ってない方も多いと思うのです。でもそれはあなたの一面なんですよね。普段、光をあてていない輝いている部分も必ずあるはずなんです。

人からよく褒められるところはどんなところでしょうか?よく言われることはどんな言葉でしょうか?

優しいですね。
気が利きますね。
親切ですね。
いつも助かっています。
お気遣いありがとう。

そんな言葉、もしかしたら日常にたくさんちりばめられていて、キラキラ輝いているかもしれませんよ。でも、あなたは「そんなの当たり前だから」「それくらいのことで」とそこに光をあてていないかもしれません。

当たり前にできることって私たちは「たいしたことない」って思いがちなんです。それは簡単にできちゃうことだからなんです。でも、できない人からするととっても難しいことでもあります。

私と同じ、人を傷つける存在の方は、裏を返せば本当は「人を大切にしたい」と思っていることなんです。嫌われる存在と思っている方は「人に心地よさを感じてもらいたい」と思っているんですよね。

自分の痛みを見ることは誰でもできますが、光を見るのはちょっと難しいんです。痛みではなく、光の方を見て人と関わってみるとどうでしょうか?

「私は人を大切にしたい」「心地よさを感じてもらいたい」

ちょっとでも、心が緩んだらぜひ取り組んでみてくださいね。私も実践していくので、一緒にやっていきましょう。

応援しています。