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成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
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【恋愛】執着を悪者扱いしないコツ

こんにちは。心理カウンセラーの成宮千織です。いつもありがとうございます。

あなたは執着と聞くとどんなイメージを持ちますか?

「それ執着ですよ」

昔、この言葉を人から言われました。正直すごーく嫌な気持ちになりました。

執着ってしがみついている状態のことをいうので、ドロドロとした悪い想念のようなものが自分の中にあるように感じたからなのですね。

「執着している」と聞いていいイメージを持つ人は多くはないと思うのです。

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「彼に執着している」
「彼の優しさに執着している」
「別れた彼の思い出に執着している」…

いろいろあると思いますが、恋愛ではおおむね相手が主語になると思うのです。

執着=しがみつきとすると、「彼にしがみついている」「彼の優しさにしがみついている」…やっぱりいいイメージはわいてきません。

ますます嫌な気持ちになります

でも、この執着のもっと先(奥といってもいいかもしれません)のものを見ていくと、たくさんいいものが見えてくると思うのです。

執着するものってだいたい自分の好きなものですよね。

嫌いなものに執着することもあります。たとえば、誰かに対しての怒りに執着したりすることもあります。「あいつムカつく~」ってやつです

でも実は好きと嫌いはコインの裏と表のようなもの、同じエネルギーらしいのです。「かわいさあまって憎さ百倍」ということわざもあるくらいですからねかわいがっていたり、好きだったものが自分の意にそわなくなると、激しい怒りがわいてくるという意味あいです。

ここでは恋愛がテーマですので、好きな彼ということにしますね

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話しを戻して、執着って「執着するほど好き」なものなのです。今の自分にとって「執着するほど大切に思うもの」なのですよね。

執着の先(奥)にあるものは、愛情、熱い情熱や深い情、思いの深さ、とびっきりの優しさなどかもしれません。

その時の主語は、相手ではなく「私」になります。
「私の愛情」「私の熱い情熱」「私の深い情」「私のとびっきりの優しさ」

「彼に執着している」と比べると、この違いは、どちらにベクトルを向けて力を与えているかなのです。前者はベクトルが彼で、彼に自分の力を与えている状態なのです。つまり、彼の言動で私の幸不幸が決まる状態なのですね。

一方、「私の愛情」にベクトルを向けてみると、どうでしょうか?自分の中にこんなにいいものがたくさんあったと気づくと思うのです。それは、外側の誰かに左右されない揺るぎないものなのですね。

私の中には、こんなにもたくさんの愛や情熱や深い情、優しさがあったのです。

これが自分に力を戻した状態なのです。そこには、しがみつきもありません。

彼ではなく、自分の内面のいいものに気づいて意識を向けていくと、どんどん自己肯定感が上がっていくと思うのですね。

意識は向けたほうに拡大していくようです

執着を単なる悪者と扱わないで、その奥にあるあなたのいいものを見つけてみてはどうでしょうか?

応援しています。


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