MENU
成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
   「私はあなたの居場所になりたい!」

    カウンセリング予約センター
    受付時間:12時~20時半
    定休日・月曜日 他
今すぐ予約する >> TEL:06-6190-5131

「パートナーを疑い過ぎない方がいい」その理由とは

こんにちは。カウンセリングサービス成宮千織です。

【恋と仕事の心理学】火曜日の「うまくいくコミュニケーション」メルマガの投稿日です。

「私は彼から愛されているんだろうか?」パートナーの自分に対する気持ちを何度も確認したくなるとき、心の奥底ではどんなことが起きて、結果的にどうなるか一例をご紹介したいと思います。

心理学の中に「予言の自己成就」という、予言?とちょっと怪しげな用語があります。これは、「こんなことが起こりそうだと考えて行動すると、そう思わなければ起こらなかったことが実現してしまう」ことです。

ユリさんのケース:マメに連絡をくれていた彼ですが、付き合って3ヶ月たった頃からだんだんと連絡が減ってきました。そんなとき、「あれ?なかなか返信こないな」と以前と違うことにユリさんは気づきます。

すると、「もしかして、私に対する気持ちが冷めた?」という不安がでてきました。

でも、実際の彼はもともと連絡無精だったのです。ユリさんと付き合いたい!という思いが強く、普段はあまりしないようなLINEや電話を頑張ってしていました。

そして頑張った甲斐があり、ユリさんの心をゲット。その幸福感や安心感が得られたことで、彼の連絡頻度は、通常のモードに戻っただけなのです。男性にはよくあるパターンですね。

一方、ユリさんはそんなことはわかりませんから、彼の愛を疑いはじめます。「愛されていない」「気持ちが冷めた」…?そして彼に「私のこと好き?」と聞いたのです。彼は「もちろんだよ」と言ってくれます。

安心したユリさん、でも相変わらず彼からの連絡は遅い、また不安な気持ちが出てきました。

何度も何度も彼の気持ちを確認したくなったのです。はじめはそんなユリさんのことをかわいいなと思っていた彼も、だんだんと聞かれることに苦痛を感じ、連絡頻度はますます減っていきました。

ユリさん「ほら、やっぱり気持ち冷めてるじゃん」と予言は強化されていきます。彼を責め自爆、結局ふられてしまいました。これが「予言の自己成就」のメカニズムが働いた一例です。

浮気を疑い過ぎると同じような現象が起きることがあります。浮気を疑い携帯を盗み見てしまったり、監視ししたり証拠集めをして、予言の強化が起こります。そしてそんなことをしているパートナーに嫌気がさし、ほんとうに浮気をしてしまうケースです。

◆投影を引き戻す

パートナーに疑いを持ったとき、投影が起きていることがあります。この場合の投影とは自分の心で思ったことが、まるで相手も同じことを思っていると思うことです。

「私の連絡が減るときは、気持ちが冷めたとき」と思っていると、彼も同じように「連絡が減る=冷めた」という法則が成り立ってしまいます。

投影は無意識に瞬時に起きることで、誰もが毎日何回もしているようです。そして自分でも気が付かないことがほとんどです。

疑う気持ちが強くなったとき、まずはこれは自分の投影ではないか?と考えてみると、パートナーを疑う以外に違うモノの見方や解釈の仕方ができるかもしれません。

これが投影を自分に引き戻したということになります。

また、今回は上手くいかない事例をご紹介しましたが、逆に「私は愛されるに違いない」と自分で本当に思うことができれば、いい方向に予言の自己成就のメカニズムが働き、パートナーから愛されるということなのですね。

できれば、そのいい予言を成就していきたいですね。それには自己受容と自己肯定感を上げていくことだと思います。

予言の自己成就はパートナーシップに限らず、日常の様々な場面で起きているようです。うまく活用してくださいね。

応援しています。