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成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
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「蛙化現象」を克服して素敵な恋愛を

カウンセリングサービス、心理カウンセラーの成宮千織です。

付き合うまでいいけれど、付き合ってみると思っていた人と違った、気持ち悪い、なんかつまらないと感じたり、もっといい人いるかもと急に冷めてしまうことはないでしょうか?

蛙化現象ともいいますが、それはどうして起こるのか解説してみようと思います。

目次

蛙化現象とは

「蛙化現象」の由来となった「カエルの王様」のあらすじ

「蛙化現象」は(かえるかげんしょう)の由来となったのは、グリム童話の「カエルの王様」です。「カエルの王様」のあらすじは、次のようなものです。

ある国の王女が泉に金の毬(まり)を落としてしまいます。そこに醜いカエルが現れ、王女に「私と友達になったら、毬を拾ってあげます。」といいます。王女は了承し、毬を拾ってもらいますが、カエルとの約束をやぶってお城に帰ってしまいます。

王女は約束をやぶったことを父の王に叱られ、カエルとしぶしぶ友達になります。カエルと食事をし、王女が部屋に戻ろうとすると「一緒に寝ましょう」とカエルにいわれます。

王女はかたくなに断ります。しょんぼりしたカエルは森に帰ろうとします。それを見た王女はカエルがかわいそうになり、優しくキスをしました。すると、醜かったカエルにかけられていた魔法がとけて、たちまち王子の姿になったのです。それから王女と王子は恋に落ちて結婚しました。

物語の中では、醜くかったカエルが最後には素敵な王子の姿になります。この蛙化現象では逆なことがおき、素敵だと思っていた人が、嫌悪感のわく相手になります。

「カエルの王様」 カエル→王子
「蛙化現象」王子→カエル

蛙化現象の特徴

相手のことが好きなはずなのに、「気持ち悪い」と感じてしまいます。それは、ただ「相手に興味がわかなくなった」「気持ちが冷めた」というものではなく、生理的に嫌悪感がわくというのが特徴です。「生理的に無理」というのは、自分でもどうコントロールしたらいいかわかりませんものね。

「蛙化現象」になってしまうと、自分だけではなく相手も辛い現実になってしまいます。相手はあなたからの好意を強く感じていたのに、付き合った途端に、嫌悪されれば精神的なダメージは大きいものになります。急激な気持ちの変化に耐えきれず、トラブルになることもありえます。別れを告げるのは辛いと思いますが、「あなたは悪くない」と相手にしっかり伝えましょう。

何ごともなく別れられたとしても、相手の何がいけなかったのか考えても答えが出ないことも多く、結局「自分が悪い」と自分を責めてしまいます。相手がとても親切で優しい人であればあるほど、自責の念は強くなります。そんな自分にも嫌気がさし、対人関係において自己肯定感がさがることがあります。

そして、また同じことを繰り返すのではないかと不安になり、恋愛をさけるということもあるかもしれません。

なぜ相手をカエルにしてしまうのか

自分のことが嫌い、そんな私を好きになる人は…

自分に自信がなくて自分が嫌いだと思っていると、「こんな私のことを好きになる人はきっと、たいした人ではない」と相手のことも嫌いになってしまいます。自分のことも信じられない人は、「自分を好きになる相手のことも信じられない」とつながっていくのですね。

追われるよりも追うのが楽しい

追われるよりも追いたい、ハンター(狩人)タイプの人に多いと思うのですが、両想いになり、追うことがなくなると(反対に相手が追う側になると)急に退屈に感じて、興味がなくなることがあります。

また、結果を重視する男性に対し、女性は一般的に過程を重視する傾向にあります。恋愛においても過程を楽しむことが多いようです。高校生のときに、友人が好きな男子と目が合っただけで、外野の私たちまでキャーキャーと喜んでいたことを思い出します。

付き合うことができると、「想像していたよりも楽しくなかった」と感じてしまう人もいるようなのです。理想と現実のギャップに苦しむのですね。

無意識にお父さんと重ねてしまっている

パートナーはもれなく、親を投影するといいます。さきほどの「好きだけど、気持ち悪い」これも、思春期の女の子がお父さんに感じた感覚に少し似ているのではないかと思います。

お父さんのパンツと一緒に洗濯しないで。生理的に無理。でも、お父さんのことは嫌いではない、むしろ好き。でも、近づくのは気持ち悪い。

お父さんという目には見えないメガネをかけて、相手を見ると頭では彼氏と思っていても、心はお父さんを見ているのかもしれません。「彼氏はお父さんではない」そう何度も自分にいってあげてください。

少し脱線しますが、親を投影して起こる問題として、旦那さんが奥さんとセックスができなくなるということがあります。子どもを産んだ奥さんを自分のお母さんに重ねてしまうことがあるのです。

「さすがにお母さんとはセックスできない。」これもお母さんのメガネをかけて奥さんを見ているのです。旦那さんは自覚していないことが多いのでちょっと厄介なんですけどね。

蛙化現象の克服

蛙化現象が起きてしまったとき、まず自分を責め過ぎないことが大切です。自分のことを責めても何の解決にもならないのが、この蛙化現象だと思います。責めれば自己肯定感がさがってしまい負のループにはまっていきます。

それならば、これからどうしたらいいか?を考えたほうがずっと生産的ですよね。

自分が嫌いな人は、恋愛をする前に自分のことをどうしたら好きになれるかを考えていくのがいいと思うのです。しかし自分を好きになるっていうほど簡単なことではないとは思うのです。

クライアントさんに、こんなところが嫌いとたくさん嫌いな自分をあげてもらっても、素敵な部分もたくさんあるのです。

「すぐに人に怒ってしまう」怒りんぼうの自分が嫌いな人の本音は、「本当は怒りたくなんかない」と思っているのです。もっと仲良くなりたいと思っているんです。その本音の部分はとてもかわいらしいと思います。

そこが見えなくなってしまっているだけなんです。そして、怒りんぼうになるにはそうなる理由がかならずあるんです。過去に「傷ついた私」が心の中にいます。怒りはそれを早く見つけてというサインなんですね。

あなたが与えられるものはなんですか?

恋愛は相手に幸せな気持ちにしてもらうものではありません。2人で少しずつどうしたらいい関係になれるか、長く続けられるかを考えていくのです。理想の人だと思っていても、人間ですから短所もあります。

私は人に何を与えることができるだろう?してもらうの前に、してあげられるものは何かを考えてみるといいと思います。

私は料理も何もできないし。。。そうおっしゃる方もいると思います。スキルもいらないものもたくさんあります。一番は笑顔です。あなたの笑顔が誰かの力になるかもしれません。

蛙化現象を克服して素敵な恋愛を。あなたを幸せにできるのは、他の誰でもなくあなた自身なのです。

応援しています。

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