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成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
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カサンドラ妻の苦悩~夫の一言

心理カウンセラーの成宮千織です。

カサンドラ妻シリーズ、続きとなります。

カサンドラ症候群とは

家族やパートナーなど生活の身近にいる人が、ASDなどの発達障害(現在の診断名は自閉症スペクトラム障害)の特性が原因でそのストレスから関わる人が自信を失ったり、心身共に不安定な状態になることです。カサンドラ症候群は正式な疾病名ではありません。

今回は私のドタバタな出来事を書いていきます。

先日、単身赴任中の夫にこんなメールを送りました。


「そっちに遊びに行ってもいいですか?」
夫が敬語をつかうので、私も合わせています。

すると夜おそく

夫から一言
「ご遠慮して頂きたいです」

これを読んで私は、昨日書いた、底なし沼の孤独に突き落とされました。

私の心の声は(理由は?理由は?普通は理由を書くでしょう?仕事が忙しいからとかさ)

これまで取り組んできた時間と労力と意味がすべて無駄だったんじゃないかと思うほどの衝撃を、私は受けました。

これまでの夫との歴史で傷ついた過去のできごとが大きく、必要以上(多分)に反応してしまいます。そのメールから、私は夫の拒絶を感じてしまったのです。

ただ、夫としては理由はあるけれど、いちいち書くことが面倒でバカ丁寧に返しただけかもしれません。でも、それも話さなければわかりませんからね。

普段からもメールの返信は「承知いたしました」とか、「了承しました」判を押したかのようなんです。今回もその延長かもしれません。

その後、日を変えて

私から「電話してもいいですか?」と送りました。

夫からは返信なし。

再びメールで、こうゆう気持ちでそちらに行きたいと思っている。とか、素直な気持ちをそのまま書いて送りました。文句は書きませんでした。

それにも返信なし。

これをやっていると、どんな心の状態になるかというと、グルグル考えた末に「私が悪い」になっていくんですね。

この考えを断ち切らなければ、底なし沼のままです。

夫とのコミニケーションが取りにくく、情緒的なやり取りも乏しく、共感もしてもらえないと、妻はだんだん抑うつ状態になっていきます。悲しくなったり、無気力になったり、力を奪われていくような感覚です。

外に軸足を置けていればまた違うかもしれませんが、子育て中や経済的なことでそれが難しい場合、夫と向き合おうとすればするほど、心が疲弊し、心が疲弊することで体も動かなくなっている方が多いように感じます。

内弁慶な夫の場合、外の顔と内の顔が違い、対外的には愛想よくいい人だけど家では暴言を吐くこともあります。人から「優しそうな旦那さんでいいですね」なんて言われることもあって、「誰もわかってくれない」という絶望的な気持ちになることもあるんですよね。

家では無理せず素でいたい、夫を見ていてそんな感じがします。(それはわかるけど、もう少し私の気持ちわかってよ。まぁそれができたら苦労はしないよな)

抑うつ状態がひどくなると、外に出たくても、誰かと話したくてもできなくなるんですね。そばにいるのは夫。夫に助けを求めたくなります。だって夫婦なんだし。。。という期待。

でも、その期待は裏切られることが多く、心も体もボロボロになっていくんです。

私の底なし沼から抜け出し方は、「いつものことだ」とか「たいしたことじゃない」と思うようにしています。それはこんなことがあったからです。

数年前に、夫に離婚をするかどうかをメールで聞いたことがあります。それにも返信はありませんでした。

なんとか夫婦関係を修復して(私は死ぬ思いでした)、後でそのことを夫に聞くと「なんて返信していいかわからなかったから」と。


夫の特性と理由を聞いて納得しました。自分でも自分の気持ちがわからない。だからどう返信していいのかもわからなかったようなのです。それもまた、話してくれなければわからなかったことです。

今回もそんなことだろうと思います。