心理カウンセラーの成宮千織です。
妹とのこと、近隣の騒音のことを書きましたが、ここのとここの件について考えていました。
日常でいいこともあれば、嫌だなと感じることもあります。はじめそのことに反応して不快な気持ちになって、○○が悪いと相手を責めたくなるのですよね。
それを、もし自分の内側から出てきたもの(過去の未消化の感情など)だとしたら?「どうして今、これが起きたんだろう?」と何度も自分に質問していると、答えのようなものが出てくるようになるんです。
それが、合ってるかはわかりませんが、とりあえず採用、またそれについて考えてると、自分の気持ちや行動が少しずつ変化していき、現実も少し遅れて変わってきます。
妹と近隣の音の問題は、私の心の中では繋がっているような気がしてきました。どちらも過去に感じたもので、それを感じることが嫌で抑圧した感情です。怒りや寂しさ、孤独感…ネガティブの宝箱です。
宝箱っていいものが入ってるんじゃないの?って思いますが、感情って全部必要だからあるっていいます。そう思うと、自分のネガティブな感情だけ排除しようとするのはちょっとかわいそうですね。でも、不快な感情は長くは持ちたくないもの。だから、早く見つけてあげるのが一番なのかもしれません。
感情は感じ切るとなくなるといいます。不快な感情はなかったことにして隠してしまうと、人、時間、シチュエーションを変えて問題となって現れてくることもあるんですね。それは「早く見つけてよ~」とでもいっているかのように。
この件を通して変わったことは、この件とは関係のない周りの人たちとの関係がなぜかとても良くなったことと、新しい友達ができたこと。私は普段、引きこもりなので大きな変化です。
騒音が小さくなって、音がしてもあまり気にならなくなったこと。それは先日、同じマンションに住むオーナーさんと会って(時々立ち話してます)、それとなく話したからかもしれません。人に話しただけでもかなり気持ちが楽になっていました。
私の好きなユーミンの曲『やさしさに包まれたなら』中に、「目にうつることはメッセージ」というフレーズがありますが、私たちが目にする、どんなこともどんな感情も自分からのメッセージのようです。