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成宮千織(なるみやちおり)
心理カウンセラー
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自分軸で生きるってどうゆうこと?

心理カウンセラー成宮千織です。

9月末からカウンセリングをお休みを頂いていましたが、明日から再開いたします。お客様には大変ご不便をおかけいたしました。10月もよろしくお願いします。

自分軸で生きるってどうゆうことか?本日はカウンセリングサービスアメブロ、メルマガの担当日です。ではどうぞ。

自分軸で行動して、自分らしく生きる。そんな生き方ができたらどうでしょうか?人間関係で過度に気をつかわず、自分らしく自然体でいられたらきっと楽ですよね。

よく聞かれるのは、「そんなことしたら、ワガママとか自己中だと思われて、人から嫌われるんじゃないですか?」というご質問です。

そもそも、そんな質問をされる方が、ワガママや自己中な人になるとは思えないのですね。

自分軸はワガママや自己中とは違うのです。

違いは相手がいるかいないか

自分軸とワガママや自己中、この違いは、相手(他者)がいるか、いないかで分けられるようです。

ワガママな人や自己中な人は相手が必要

ワガママや自己中というのは、相手がいて成立します。相手の考え方は自分と同じでいてほしいと思っているので、相手をコントロールして、自分のために行動してくれることを望んでいます。

例えば、小さな子どもがミニカーで遊びたい時、でも友達が遊んでいていて遊べない。そんな自分の思い通りにならない時は、友達から無理やりおもちゃを奪い取ったり、ダダをこねて、大人をコントロールしようとすることがあります。これはワガママですね。

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また、友達とみんなでかつ丼を食べに行くときに、みんなは盛り上がっているのに自分だけが「脂っこいから体に良くない!」とか「かつ丼の気分じゃない!」と自分の意見をズバズバ言うのは自分軸ではないんです。「脂っこいから嫌だな」と自分の気持ちを認めつつ、でもみんなと食事に行きたいから行く、または食べたくないから今日は一人で違う物を食べに行く。それを決めることが自分軸なんですね。

自分軸で生きている人は、自分がどうしたいか、どんな自分でありたいかを指針に行動しています。そこに相手は必要はありません。「私は○○が好き」「私は○○がしたい」「私は○○したくない」もし、人と自分の意見が違ったときは、それを人にぶつけるのではなく、じゃあ自分はどうするか?を自分自身と決めることが自分軸なんです。

自分軸でいるとき、人は相手をコントロールしようとしていないんです。そしてそれは場合によっては責任を伴う、成熟した精神が必要となることもあるのです。

私の友人は、登山が趣味なのですが、グループで登るよりも一人の方が気楽で好きなようです。自分の気持ちに従い、雪山も沢登りも一人で行きます。気楽な分、困ったときに頼れるのは自分以外いません。そのために、日ごろからトレーニングで毎日20キロ歩き、登山の準備も万全にしています。

いつも自分軸でいなきゃいけないの?

最近は自分軸を強くしようとか、自分軸になるにはどうしたらいいかと、ネットやテレビで見ることが多くなりました。そんな情報をたくさん見ていると、まるで他人軸で行動してはいけないような気持ちになったり、他人軸でいる自分のことを否定された辛い気持ちになることがあるかもしれません。

私たちは一人で生きていけません。誰かと関り影響し合って生きています。時に他人軸になることもあって当然だと思います。自分軸と他人軸両方あっていいんです。

大切なのはあなたが人に合わせ過ぎて疲れていないかなのです。「人に会いたくない…」「しんどいよ…」そんなときは、少し自分の気持ちに寄り添って「私は何が好きなの?」「どうしたい?」と聞いてあげるといいと思います。その言葉に耳を傾けて行動してあげる、それも自分軸です。

自分軸を持って生きるとは、自分は自分、人は人というより、金子みすゞさんの「みんなちがって、みんないい」という考え方の方が、自分も相手も否定しない、尊重する関係を築けるような気がします。

自分もOK、相手もOKでいられたらいいですね。