こんにちは。カウンセリングサービスの成宮千織です。
今日は、カウンセリングサービス、恋と仕事の心理学@カウンセリングサービスのアメブロ、メルマガの担当日です。
今回書いたことは、潜在意識の領域のこともあり、悩みや問題がすぐに解決できるわけではないかもしれません。まずは潜在意識から顕在意識(頭で意識できている思考や感情など)で認識できるようになれたらいいという内容です。焦らずゆっくりで大丈夫ですからね。
↓↓↓
人間関係において時と人を変えて、同じような悩みや問題が繰り返し出てくることがあります。今回は「私を一番にして欲しいのに…」という思いを抱えていることで起きる悩みや問題について書いてみようと思います。
いつも2番手の女になる
友達は私を一番にしてくれない
上司は同僚ばかり評価する
いろんな状況や関係性はありますが、誰もが大切な人から私を一番にして欲しいと少なからず思っていると思うのですよね。でも「私はいつも一番になれない」そう感じることはありませんか?
私は高校生くらいまでそんな思いが顕著に現れていました。女の子ってグループを作ることが多いじゃないですか。グループにはあぶれず入れたけれど、ワイワイ友達といても楽しくなくて心が満たされないんですよね。
その頃、私が友達に求めていたものを考えると、「私のことを理解してほしい」「大切にしてほしい」「一番仲良くしてほしい」こんなことを求めていたと思います。
当時の私が、私が求めていたことを友達にしていたか?というと全然できていなかったと思います。一方的なくれくれちゃんでした。
友達は私を満たすためだけに友達でいてくれるわけではないので、私の心はいつまでも満たされなかったわけです。
それは誰に求めていたこと?
私が求めていたこと、本当は誰に求めていたかというと、間違いなく母だったんです。きょうだいではなく私のことを一番にして欲しかったという満たされない思いが残っていて、時と人をかえて悩みとして現れていたと思うのですね。
もしも、誰かに求めていることが本当はもっと違う人にしてほしかったこととしたら?と考えるときっとピンっとくる人が浮かんでくると思うのですね。見つけられただけでも大きな進歩だと思います。なぜなら解決の糸口が見つかったことと同じだからなんですね。
いつも一番にしてもらえないと思っていると、私たちの心は勝手にその証拠集めをはじめます。一番仲良しの友達に裏切られる出来事があったら、「ほら、やっぱり」と納得し、それが繰り返されるたびにその思いは強化されちゃうんですよね。
でも、なぜ同じような悩みが問題が繰り返し起こってくるかというと、それはあなたを苦しめるためではなく、「私は一番になれない」それ違っているよ~と本当の私からのメッセージなのですね。「私は一番になれる!」そう教えてくれているんです。
過去の思いを抱きしめてあげる
私たちは外側の現象をみて、「やっぱり」と思うことが多いのですが、実は「思い」の方が先のようなのです。
【私は一番になれないという思いが先で、現象が後】
だったら、思いを変えていくということではあるのですが、本当に求めていた人に思いを伝えてみるということが一番早いと思います。でも、なかなかそれって難しいですよね。
私は大人になってから母に伝えたことがありました。でも大失敗。それは文句や不満、怒りで伝えたからなのです。母も「そんな昔のこと今さら言われても」という防衛体制になり解決ではなくバトルになってしまいました。
それから私がしたことは、まず自分の気持ちを認めて思いを抱きしめてあげました。「わかってほしかったよね」「一番に愛してほしかったよね」まだ、自分一人ではできないときは、カウンセラーとしていました。
そんなことを根気よくしていると、実は私のことも一番に考えていたことがあると見えてきたのですね。心に余裕が出て来て視野が広くなったからだと思うのです。その後は私は一番でなかったわけではない方の証拠集めが急速にできていったのです。
私を一番にしてほしいのは、私自身
人間関係で、誰かの一番になりたい、わかってほしい、甘えたい、愛してほしい、そんなニーズがたくさんあります。でも、一番は自分自身に対するニーズのようなのです。
自分で自分のニーズを満たせないとき、私たちは他者にそれを求めます。誰かに満たしてもらおうと思っても、なかなか人は満たしてくれません。満たされたと思っても、それは短期的で表面的なことが多く、もっともっとと求めたくなります。
さきほどの、思いが先という話しと同じ、自分自身を満たしてあげると、現象として人からも愛されるのですね。自分のことを一番にすると誰かの一番にもなれるということですね。
悩みや問題から自分の思いを探していくのもいいと思います。
応援しています!